資料館だよりNo.63(2018年2月号)が発行されました。

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資料館だよりNo.63   

 

発行:西淀川・公害と環境資料館(エコミュー ズ) 資料館の活動をより広く知らせるために、「資料館だより」を2005年7月に創刊しました。A4版1枚のお便りで、3ヶ月 に1回発行しています。 資料館に まつわるニュースや所蔵資料の紹介、他の機関への訪問記、お知らせなどです。ご希望の方は事務局までご一報ください。

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西淀川 フィールドワーク・プログラム「大阪の大気汚染から学ぶ」が完成しました。

西淀川フィールドワーク・プログラム「大阪の大気汚染から学ぶ」が完成しました。     

aozora-fix2※PDFはこちらからご覧になれます。

エコミューズでは、西淀川公害の講義と公害患者の語り部のお話、西淀川のフィールドワークなどを組み合わせた研修を実施しています。こちらのパンフレットでは研修のプログラムの流れ、西淀川フィールドワーク例、基本コース、研修テーマ例、プログラム料金、参加された方の声 等、詳しく紹介されています。無料配布となっていますので、ご希望の方は事務局までお知らせください。

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資料館だよりNo.62(2017年11月号)が発行されました。

資料館だよりNo.62(2017年11月号)が発行されました。

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資料館だよりNo.62   

 

発行:西淀川・公害と環境資料館(エコミュー ズ) 資料館の活動をより広く知らせるために、「資料館だより」を2005年7月に創刊しました。A4版1枚のお便りで、3ヶ月 に1回発行しています。 資料館に まつわるニュースや所蔵資料の紹介、他の機関への訪問記、お知らせなどです。ご希望の方は事務局までご一報ください。

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資料館だよりNo.61(2017年8月号)が発行されました。

資料館だよりNo.61(2017年8月号)が発行されました。

 エコミューズやあおぞら財団に配架しています。

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・資料館だよりNo.61  

・資料館だよりNo.61

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エコミューズのHPが一部新しくなりました。

先日西淀川フィールドワークマップを新しく刷新したのは、こちらのブログでご紹介しました。

 

ブログでも書かれていますが、10年以上使用してきたウォーキングマップから、フィールドワーク用のマップになりました。

それにともない、新しく西淀川・公害と環境資料館エコミューズのホームページも一部変更となりました。

変更があったのは、研修受入のページです。

フィールドワークで大切にしている三つのことや、詳しくなったフィールドワークのコース説明、また新しく販売を始めた地図を利用したフィールドワークのガイド代などが新しくなりました。

フィールドワークのコースについては例えになっていますので、ご希望があれば、それに添えるようにコースを組みます。

 

お気軽にご相談ください。 研修希望や講師依頼を少しでも考えている場合は、メールやファックス、お電話でお問い合わせください。

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新しくなったエコミューズの研修受入のページは→こちらから。   (松ヶ平)

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新しい西淀川のフィールドワークマップが完成しました。

エコミューズでは、年間400人ほどの研修受け入れを行っています。
その時に活躍するのが「地図」です。
特にフィールドワークでは、地図は必需品で、西淀川のどこを歩いているかを知るためになくてはならないものです。

これまで使用してきた地図は、2004年に日本市民スポーツ連盟・大阪府歩け歩け協会・あおぞら財団が協力して作成したウォーキングマップで、「西淀川区の史跡探訪」と「公害の歴史と環境再生の足跡を訪ねて」の二種類がありました。
当時は、エコミューズもオープンしておらず、研修事業も表立って実施していませんでした。
ついつい、ウォーキングマップを研修用のマップとして代用してしまい、そのまま10年もたってしまったのです。
10年もたち、書かれていない情報も増えてきました。
訪問頻度が高いデイサービスセンターのあおぞら苑(西淀川公害裁判の和解金でつくられた施設)もマップに書かれていないことから、思い切ってフィールドワークマップを刷新することになりました。

今度の地図は、西淀川公害の歴史と地理的な位置が分かるようにしていること、西淀川のフィールドワークから学んでほしいポイントを明らかにしました。
また、尼崎方面をめぐるバスによるフィールドワークに対応できるように地図範囲を広くした点も改善点です。

青空がきれいな表紙が目印です!
青空がきれいな表紙が目印です!
こちらが表になります。
こちらが表になります。

1部500円になりますので、ぜひお手に取ってください。

また、研修をご希望の方はこちらから、お問い合わせください。

(林)

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資料館だより60号を発行しました。(2017年5月号)

資料館だより60号を発行しました。   エコミューズやあおぞら財団に配架しています。

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資料館だよりNO.60表

資料館だよりNO.60裏

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資料館だより59号を発行しました。(2017年2月号)

資料館だより59号を発行しました。   エコミューズやあおぞら財団に配架しています。

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資料館だより59号表

資料館だより59号裏    

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北京大学現代日本研究センター博士の研修受入を実施しました(5/19)

5月19日に国際交流基金から北京大学現代日本研究センター博士第11期生の研修受け入れを行いました。
受入を行った学生は大学でもさまざまな分野の専攻をしている学生の方々でした。
研修は、いつもと違ってあおぞら薬局の2階会議室をお借りして行われました。

今回の研修では博士課程の学生が17名、随行幹部の方が4名、国際交流基金の随行の方が4名で合計25名の大人数の研修となりました。
あおぞら薬局の会議室は満員の状態で研修が始まりました。

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あおぞら薬局の会議室での研修です。

 

まずあおぞら財団の林さんから、「日本の大気汚染公害の歴史、西淀川公害と地域再生について」お話がありました。
西淀川公害の説明を行っている時に、スクリーンに映った昔の煙のひどい大阪の上空の写真には学生の皆さんは食い入るように画面を見つめていました。その画像を流しながら、林さんが「今の中国と同じようでしょう?」と言うと、学生の方からは納得したような表情を浮かべている方がいました。また、現在の中国とよく似ている状況の画像に写真を撮っている方も目立ちました。

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林さんによる西淀川についての説明です。

 

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昔の大阪の工場の写真に参加者はかじりつくように見ています。

 

 

続いて、現在西淀病院 副院長でもあり、西淀川公害裁判での医師でもある穐久英明さんから「公害発生した時に医療関係者が果たした役割」についてお話をしてもらいました。

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西淀病院副院長の穐久英明さん(画像真中)

大気汚染からなる病気についての説明や、ばい煙・ばいじんといった大気汚染物質についての説明も行われました。また、工場だけではなく車からの排気ガスも病気の原因となったことをどのように突き止めたかといった、専門的な話となりました。
医師団が喘息患者のサマーキャンプを行っていたり、集会でも医療班として参加してきたといった当時の話も聞けました。また、裁判の際には有名な呼吸器の医師が国側の証人となり、「ニセ患者だ!」と言われていた話など医療関係者だからこそのお話もありました。

質疑応答になると参加者からは多くの質問が飛びかいました。
・国や企業相手に裁判を行い、報復などはなかったのか?
→特に報復などはなかった。有名な医師相手に弁論を行ったが、医師会の中でも特にはなかった。
・患者さんへ行われているサポートは無償で行われているのか?
→病院で行われている診察は有料だが、医療班として集会についていったりする時は自分たちで負担をしていた。
・裁判の際、相手の証人は有名な呼吸器の医師だったが、何故勝てたのか?
→どのようにして裁判官に分かってもらうか。また、世論を自分たちの方へと流れが引き寄せられるか。だが、それ以上にやはり患者さんを自分たちが診ていたからこそ証明が出来、勝てたのではないかと思う。

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大気汚染物質についての説明が行われています。

 

公害患者の語り部さんには西淀川公害患者と家族の会会長の森脇君雄さんに来ていただきました。

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西淀川公害患者と家族の会会長の森脇君雄さん。

森脇さんはぜん息の苦しさを水の張ったバケツに無理矢理顔を突っ込んだ状態と表現した上で、当時の様子を話してくれました。また、森脇さんからの言葉で「患者の救済と公害をなくすこと、転地療養が仕事だった。」との言葉がとても印象的でした。また、全国の公害患者が集まって官庁交渉を行う全国公害被害者総行動 についての話もしてもらいました。お金のない中、重症な患者さんが前面で闘い続けている姿を見ていたからこそ長く続いた裁判を闘えたのだと森脇さんが言っていました。被害にあった人が声を上げないと裁判にはならないという言葉を参加者は真剣な表情で聞き入っていました。

森脇さんとの質疑応答はとても多く、その中の一部はこういって質問が出ました。

・中国では1992年に環境に関する法律が出来たが、日本は被害者に立証責任があるが、中国では加害者側である企業に立証責任がある。そのため、被害者が訴えたり、代理の方が訴えたりする。西淀川の場合も代理の方が良かったのではないだろうか?
→私は代理人が訴えるべきだとは思わない。弁護士は忙しいし、自分が納得できるようにするべきだと思ったので代理人を立てようとは思わなかった。また、企業側に立証責任がある場合、企業側の立証が真面目に行われているとは信じられない。だが、環境健が進んでいるのはすごいと思う。訴えられない人(物)の代わりに訴えられるというのは良いことだと思う。
・今のあおぞら財団での和解金の運用はどうなっているのか?
→助成金や国との委託事業などで運営を行っている。その中で、足りない部分がある場合は和解金の一部を利用している。

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当時の話を参加者の方々に話をしています。
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参加者からは森脇さんへいろいろな質問がありました。

 

質疑応答が終わると、バスで尼崎や西淀川の工場や町の中の様子を見学しました。
今回は時間の関係でバスの中からの見学となってしまいましたが、淀川の河川敷では一度降りました。そこで昔の淀川や大阪の写真と、今の様子を見比べてみたりしました。また、淀川の写真を撮っている姿も目立ちました。

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淀川河川敷に参加者みんなで降りています。
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林さん(真ん中)が持っているのは昔の風景写真です。見比べたくなりますね。

 

その後、あおぞら財団に戻ると最後の質疑応答の時間を取りました。
・何故1988年から公害患者の認定が出来なくなったのか?
→1988年から新規で公害患者の認定は受け付けられなくなったが、訴訟は出来る。公害患者の認定が受け付けられなくなった理由には、経団連からの圧力などがあった。
・1988年からは公害患者の認定はされたのか?
→公害患者の認定がされていないので、未認定についての裁判が行われている。
・今現在、あおぞら財団で環境問題を取り扱っているが専門的にやっている方はいるのか?
→専門でやっている職員がいる。職員の専門自体は多種多様だが、それぞれが関わっている人や、他のNPOや団体と活動を行っている。
・裁判の過程で、何が一番難しかったのか?
→煙がどのように西淀川に到達するのか証明をするのが難しかった。西淀川にある企業だけではなく、大阪府内の工場企業を相手にしていたために風向きや気候の変動について証明するのがとても大変だった。
・現在の課題について、何かあるか?
→地域の再生というとてもむずかしい課題をあおぞら財団に任せてしまったことは悪かったなと思っている。また、公害患者は新たに認定をされておらず、今認定されている公害患者が高齢化して減っていることで運動を続けていくのが大変難しくなっている。

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あおぞら財団に戻って再度、質疑応答の時間になっています。
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質問は途切れず、時間いっぱいおこなわれました。

 

最後に、あおぞら財団の事務局長の藤江徹さんからは、「3月に北京に行った時に昔の西淀川のようだと思った。空はつながっているので一緒に大気をきれいにしていくために頑張って行きたい。」と参加者の皆さんに話をされていました。

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あおぞら財団の事務局長、藤江徹さんから参加者のみなさんへの一言です。

今回の参加者の皆さんはとても真剣な様子で質疑応答も時間いっぱいまで行われ、質問したりない人が最後に森脇さんに個別で質問をしていたりと、とても有意義な時間だったと思います。聞いたことや感じたことが少しでも中国に帰って共有をしてくれたらいいなと思いました。
また、中国の大気汚染も空はつながっていて、決して中国だけの問題ではなく私たちも何か考えていけたらいいなと思いました。

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淀川河川敷で、参加者のみなさん、森脇さん、あおぞら財団のスタッフで一枚。良い天気でした。

 

(松ヶ平)

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淀協の新人研修受入を実施しました(4/5)

4月5日(火)に淀川勤労者厚生協会の新人研修を行いました。
淀川勤労厚生協会とは西淀病院やのざと診療所、千北診療所やあおぞら薬局など西淀川の医療機関であり、今年度から各医療機関で働く方々の研修です。
今年は20名の方と、2時間半でしたが西淀川と西淀川公害についての研修が行われました。

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のざと診療所の会議室にて。

のざと診療所でみなさんを前に、あおぞら財団の林さんがまず西淀川についての説明がありました。西淀川出身ではない方も多く、西淀川の場所の説明やどんな地域かと言った話でした。クジラの形に見えるという話には、みなさん配布資料の地図を見ながらとても納得をしている様子が見られました。
また西淀川公害や大気汚染公害裁判の話から、西淀川にはぜん息などの公害患者さんがまだまだ多いと話がされました。研修を受けているみなさんは今後いろいろな所に配属をされるため、熱心な様子で話を聞き入っていました。

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林さんが西淀川のイメージについて聞いています。

軽く西淀川と西淀川公害、またあおぞら財団の説明が行われたのち西淀川公害患者と家族の会会長の森脇君雄さんからお話がありました。
森脇さんからは自身の公害被害の苦しさの話だけではなく、どのように淀協と一緒になって公害患者さんを認定したり、法律を作っていったかなどの話をしてもらいました。当時の話も多かったですが、西淀川公害や公害裁判の難しさなどの話を沢山してもらいました。参加者の皆さんは真剣な表情を浮かべて森脇さんの話を聞いていました。
質疑応答の時には、元々薬剤師をしていた方から質問がありました。
Q:以前尼崎で薬剤師として働いていた時によく公害患者さんが居た。本当にとても症状が重い方が多かった。新しい治療法ができ、それを進めるもなかなか利用をしてくれなかった。治療法を変えようとしていなかったのはなぜだと思うか。
A:薬の量を増やしたくない、減らしたいという気持ちはやはりある。また、違う治療を行っていたりすると他の薬も飲む必要があり、変えたいと思っても変えたいとなかなか言えない部分がある。

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西淀川公害患者と家族の会会長、森脇君雄さん。
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森脇さんの熱弁にみなさん聞き入っています。

その後は、軽くフィールドワークで外へと行きました。
大野川緑陰道路へと行くと、大野川の昔の写真を取り出し、参加者のみなさんに見せると「家の中のものが全部出ているみたい」「家具まで流れている」と言った驚いた様子を浮かべていました。また、大野川緑陰道路自体も初めて来た方も多く、自転車専用レーンや歩行者専用の部分を眺めている姿も目立ちました。あおぞら財団の林さんが当時の写真を持って説明をしていると散歩中の方も近寄ってきて興味深そうに眺めている姿もありました。

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大野川緑陰道路にて昔の写真と見比べています。
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フィールドワークも和やかな雰囲気で進みました。

大野川緑陰道路から歌島橋交差点へと行くと、PM2.5の環境基準が平均より上か下かとクイズを行いました。流石に5差路を目の前にすると基準値よりも高いという判断でした。ですが、「基準値より高い理由は中国から飛んできたから高いわけじゃない。国内からも多く排出している。」と説明があるととても驚いているようでした。どうしても中国から飛んできているものばかりだと思いがちのようです。

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歌島橋交差点の五差路にて、空気を監視する装置を探し中。

のざと診療所に戻るとグループでの感想共有を行いました。
今日の研修で感じたこと、今日の研修のことを今後にどう生かすかと言ったことをA4用紙に書くと、班の中で共有をしました。

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A4の紙にしっかりと感想を書いている参加者の皆さん。
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グループ内での共有を行います。

最後に班ごとに代表の方が発表を行い、全員で今日の感想の共有をしました。
<感じたこと>
・西淀川公害がどんなものだったのか初めて知った。
・西淀川と言う地域が一体どういった地域なのか知った。
・西淀川と言う地域は、昔公害にあった患者の方々を含めた多くの方の努力があったのだと知った。
<今後の仕事にどう生かすか>
・公害患者さんと会う時には、公害を受けた背景を考えたり、知っていく必要性がある。
・公害患者さんと接する時にはアドバイスをしたり、患者さんのことをしっかりと知っていきたい。
・患者さんと寄り添っていきたい。

今年も天気が良い中、桜を見ながらのフィールドワークや研修となりました。
全く西淀川について詳しくない人や、西淀川出身の人もいましたが少しでも西淀川のことを知っていただけて良かったと思います。研修で感じたことや考えたことを胸に、今後西淀川で頑張ってくださることを期待しています。

(松ヶ平)

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