京都精華大学授業

2012年6月25日(月)に京都精華大学の環境思想論で西淀川公害のお話をさせていただきました。
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市民運動の重要性を伝えてほしいと言うことでしたので、
患者会活動があって、環境対策が進んでいる事、
全国の公害患者が連携をして、昔から交渉を積み上げている事、
あおぞら財団の活動で、どういう事をしているのかをお話ししました。
70人のクラスだったのですが、なんとかこちらを向いてもらって、公害を理解してもらうためにはどうすればいいか
とっても難しいなぁと思いながらの講義でした。
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また、京都精華大学からは夏に集中講義の一つとして、西淀川にフィールドワークに来てくれることになっています。
準備と、心得を参加者へお伝えしました。
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また、どんな化学反応を起こしてくれるでしょうか?
楽しみです。
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それから、石けん教室に通ってくれていた学生から、「こんなんできました」とのお披露目がありました。
(2)
これは成功作。
(3)
こっちは、残念ながら失敗作。混ぜるのは足りなかったみたいです。

京都精華大学の学生さんは、こうやってスタディツアーや授業、インターンシップなどでお世話になる事が多く、
学生さんがあおぞら財団に関わってくれる機会が増えています。
そして、嬉しかった報告がこれでした。
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卒業論文集を頂いたのですが、優秀論文に選ばれた4人のうち2人がスタディツアーの参加者だったのです。
西淀川公害の事がかかれているわけではないのですが、祝島の原発反対運動についての考察と
福島原発の放射能被害から子どもを遠ざける事を目的としたキャンプの報告と考察という
なかなか社会問題に深く切り込んだ作品でした。
公害を学ぶということで、社会を複層的に見つめることができればと思っているのですが、
こういうように実を結んでいるのを見ると、とてもうれしくなります。
これからも、頑張ろうと思いました。
(林)

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