『西淀川公害の40年』 刊行しました

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西淀川公害の40年
維持可能な環境都市をめざして

出版社: ミネルヴァ書房 (2013/3/15)
発売日: 2013/3/15
定価:3500円+税
(カバー写真は西淀川公害のシンボルであった合同製鉄の高炉)

あおぞら財団からお買い求めいただけると、なんと税抜き価格で提供いたします。
活動資金になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

メール(webmaster@aozora.or.jp)に、
『西淀川公害の40年』希望との旨と、住所・お名前・冊数を記入してお知らせ下さい。
冊子とともに、請求書と郵便振り込み用紙を同封いたします。
送料は1冊80円となります。
>こちらのフォームからもお申し込みが可能です

<内容>
2012年、「西淀川公害患者と家族の会」が結成40周年を迎えた。本書は西淀川公害を軸に、戦後大阪の公害・環境問題と住民運動の歴史的展開をたどり、取り組みの先駆的意義や教訓を明らかにすることをめざす。公害裁判の延長線上に、多くの関係との協働やパートナーシップを模索していった患者会。その経験から、新しい時代の「環境再生のまちづくり」のあり方を探る。

<推薦文>
地域再生学の第一級のケースブック
賠償のみで終わることなく、わだかまりを超えてより良い地域づくりに取り組んだ
「協働」の発想と秘訣を読み解く。大阪の工業地帯がエコで甦る感動のレポート。
小林 光(慶應義塾大学教授・前環境事務次官)

深刻な大気汚染公害にさらされた大阪市西淀川地域
被害者救済から公害撲滅、公害都市から環境再生のまちづくりへと運動が展開されてきた。
その経験を関係当事者の複眼的な視点から明らかにする注目すべき書。
淡路剛久(元早稲田大学教授・弁護士・日本環境会議理事長)

<目次>
はしがき(除本理史・林美帆)

第Ⅰ部 公害問題と地域社会――「環境再生のまちづくり」への胎動
1 公害反対運動から「環境再生のまちづくり」へ
――大阪・西淀川からうまれた現代都市政策の理念(除本理史)
2 地域医療から捉える西淀川公害――「医療の社会化」運動から公害問題へ(尾崎寛直)
3 西淀川の公害教育――都市型複合大気汚染と公害認識(林美帆)
4 臨海部開発と地域社会――フェニックス事業をめぐって(松岡弘之)
5 大気汚染公害反対運動と消費者運動の合流
――「環境再生のまちづくり」を支える運動ネットワークの形成(入江智恵子)

第Ⅱ部 西淀川公害を語る
1 公害認定患者が語るぜん息の苦しみ(岡崎久女さん)
2 西淀川公害訴訟に関する弁護士の活動(井上善雄さん)
3 被告企業からみた西淀川公害訴訟(山岸公夫さん)
4 西淀川公害に関する大阪市の取り組み(増田喬史さん・相崎元衛さん)

資料編
1 西淀川大気汚染公害訴訟の概要
2 西淀川公害関連年表

監訳者あとがき(宮本憲一・森脇君雄・小田康徳)
索 引
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私ごとを書きますと、私は1999年から西淀川公害資料の整理に携わってきました。
膨大な資料群を前にして、「一体いつ整理が終わるのか」という不安と、
「誰が活用してくれるのだろうか」という不安が常にありました。
資料整理は、まだまだ続けられていますが、
今回の本は、「誰が活用してくれるのだろうか」の答えの一つになるかと思います。
資料整理で発見した資料や、ヒアリングで集めていた素材が
先生方によって、位置づけられたのがこの本です。
福島原発や中国の大気汚染など、現在も公害は課題が山積しています。
公害は技術だけで解決するのではありません。
市民運動も大きな要素の一つです。
困難に直面した時、市民がどの様に行動すればいいかを、この本から学んでいただければ幸いです。
そして、興味を持った方は、エコミューズにぜひお越しください。おまちしております。(林美帆)

参考ページ
あおぞら財団の出版物のリスト
-[書籍]西淀川公害の40年 維持可能な環境都市をめざして
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