再掲【8/19】佃でみせ第3弾!「藪床」って何?謎解き始まる

あおぞら財団には、西淀川の環境まちづくりにとりくむために、いろいろな人が、出会い、憩い、つながる場所として、地域交流スペース「あおぞらイコバ」があります。
このイコバの出店と称して始めたコミュニティカフェが「○○でみせ」です。
「佃でみせ」は2012年度、2013年度と開催。その成果は下記のページでご覧いただけます。
詳しくはコチラ

第3弾の今年は、古地図に記載のある「藪床」の謎に迫ります。

写真中ほどに縦に広がるのが当氏の佃島。右上の白っぽい部分が佃村で、その中に「藪床」と書かれています。
写真中ほどに縦に広がるのが当氏の佃島。右上の白っぽい部分が佃村で、その中に「藪床」と書かれています。

「藪」と聞くと、竹やぶとか、低木がたくさん生えているようなところでしょうか?
けどこのあたりは農業をするにも、海が近くて苦労したと聞くし・・・??

そんな疑問を抱えていたところに協力な助っ人登場!
大阪市立自然史博物館の長谷川匡弘さんが
謎の解明に協力してくださることになりました。

そこで本日、古地図を保存している見市家資料館を訪れました。
(資料館は一般公開していません)

「佃史探求 風とみどりの会」の八木さんにもご同行いただき、
古地図をひとつずつ見ていきます。

「佃はどこ?」「“芝”原っていう地名も気になりますね」
「佃はどこ?」「“芝”原っていう地名も気になりますね」
八木「昔、見市さんとこを『藪床』って呼んでたわ」長谷川「地名を屋号として使ってたのかもしれないですね」
八木「昔、見市さんとこを『藪床』って呼んでたわ」長谷川「地名を屋号として使ってたのかもしれないですね」

いろいろなタイプの地図があり、中には色分けをして「田」「畑」など表記しているものもありますが、「藪床」についてはひとつの地図にしか記載はありませんでした。
他には「よし」「あし」といった表記がちらほら・・・。

こんな形の地図も。左上に「佃」とあります。
こんな形の地図も。左上に「佃」とあります。

私には地図だけをみても「藪床」の謎はさっぱりわかりませんでしたが、
長谷川さんは「なるほど~」となにかわかってきた模様・・・!

資料館見学後、長谷川さんから「このあたりに、手の入っていない空き地はありませんか?」とリクエストが。
八木さんが案内してくださったのは、佃の墓地と田蓑神社。
長谷川さん墓地の間や神社の端の方などの植物を観察されていました・・・。

墓地の中をキョロキョロ
墓地の中をキョロキョロ
長谷川さんだけ参道から外れて行きます・・・
長谷川さんだけ参道から外れて行きます・・・

残念ながら、昔からの植物などは発見できなかったようですが、
少ない情報から長谷川さんの推理は始まっています!

「藪床」の謎を知りたい方は、佃でみせへご参加ください!

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あおぞらイコバ・佃でみせ
佃のむかし どんなところ?
聞いて食べてしゃべって
PART3
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日 時:2014年8月19日(火)13:00~15:00
場 所:佃会館 http://bit.ly/WPqhl1
定 員:25名
軽食代:500円
大阪西淀川の佃地域の昔についてお話を聞いて、
西淀川地域でよく食べていた「箱ずし」を頂きながら、
世代を超えて楽しくおしゃべりしましょう。
今回は「藪床」の謎に迫ります。
佃地区の古地図をみる「藪床」という文字があります(チラシ参照)。
「藪」の「床」ってなに?!
昔の佃はどんな環境だったんでしょう?
藪の植生からその謎に迫ります!
当日伺ったお話しや情報は、
ホームページやパンフレットにまとめて、
西淀川の多くの人に知ってもらえるようにします。
ご参加、お待ちしています!

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あおぞらイコバ 佃でみせ PART3

第1回(2012年12月17日開催)の様子はこちら
第2回(2013年5月27日開催)の様子はこちら

協 力:佃史探求 風とみどりの会
主 催:あおぞら財団
申 込:あおぞら財団までご連絡下さい
〒555-0013 大阪市西淀川区千舟1-1-1あおぞらビル4階
TEL:06-6475-8885  FAX:06-6478-5885
webmaster@aozora.or.jp
http://www.aozora.or.jp

企画運営委員(敬称略)
小田康徳(大阪電気通信大学)
高田研(都留文科大学)
西村仁志(広島修道大学)
清水万由子(龍谷大学)

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